学位
農学博士
主な授業科目
家畜飼養学(必修)
担当専門科目
飼料総論(選択)
開校2年目に際して
昨年の開校から2年目となり、専門分野での講義が始まりました。1年生には農林業のための化学を専任し、農学概論、県内農林業事情、農林業生産理論をオムニバスで担当しています。2年生では畜産コースの家畜飼養学と飼料総論を担当しています。飼料総論では、提供栄養素の役割に関して栄養学の領域まで、家畜飼養学においては動物の消化管の特徴、成長に伴う体組成の変化さらには気候変化に対する反応など家畜管理学および環境学の内容まで幅広く学んで欲しいと考えています。
キャンパス内での動物の飼育には時期的な制約がありますが、昨年よりも充実した頭羽数(子牛2頭と採卵鶏30羽)の飼育が可能となりました。飼育管理は学生たちの当番制です。でも授業で取り組む実習の内容は専門技術の修得です。子牛の取り扱い方や飼料を工夫した卵の性状変化など、食に関しても楽しく学べます。
畜産に関わる将来を目指す若人に現場で役立つ理論と技術を伝えたくてこの大学に参りました。畜産に熱い学生の進学をお待ちします。