FAQよくあるご質問

これまでに寄せられたよくある質問と回答を掲載しています。

大学について

  • Q

    静岡県立農林環境専門職大学ってどんな学校ですか。

    A

    本学は、農林業分野では全国初の専門職大学及び専門職短期大学です。従来の大学農学部とは異なる、実習・演習を中心とした「実学」重視の教育研究を展開します。
    詳しくは以下のページをご参照ください。

  • Q

    専門職大学ってなんですか。

    A

    専門職大学とは、2019年4月に新たに創設された実践的な職業教育を行う新しい高等教育機関です。
    特定の職業のプロフェッショナルになるために必要な知識・理論、そして実践的なスキルの両方を身に付けることのできる大学です。
    詳しくは文部科学省のホームページをご参照ください。

  • Q

    四大と短大はどう違うのですか。

    A

    四大は経営者の中核となる人材を育成することを目指しており、生産技術も学びますが、それに加えて経営やマネジメントについての内容も学びます。
    短大は生産現場のリーダーを育成することを目指しており、カリキュラムも生産技術等が中心です。

  • Q

    所在地はどこですか。また、どのような環境ですか。

    A

    静岡県磐田市富丘678-1にございます。
    静岡県農林業を学ぶにふさわしい最適の環境にあります。

学費・奨学金等について

  • Q

    入学金や授業料など、在学中にかかる経費はどれぐらいですか。

    A
    入学料 授業料(年額)
    県内の方 県外の方
    生産環境経営学部(4年制) 141,000円 366,000円 322,300円
    短期大学部(2年制) 84,600円 219,900円 234,600円
    • 寮費は月17,000円で、年額204,000円です。(光熱水費、共用消耗品(トイレットペーパー等)、清掃費等を含みます。)
    • その他の諸経費として、自治会費、食費などの費用、保険料、教科書代、作業服代、資格試験受験料、学外実習にかかる経費等がかかります。
  • Q

    寮に入った場合の食事代はいくらですか。

    A

    朝食は1食250円、夕食は1食450円で、費用は喫食に関わらず、提供数により掛かります。(寮生には、土日等連休前日の夕食と連休明けの朝食を除く、講義のある日の朝・夕食を提供します)
    昼食はメニューにより1食400円または450円で、費用は喫食の実績で掛かります。
    なお、食事代は、3ヶ月に1度まとめて請求します。

  • Q

    経済的に困窮している学生への支援制度はありますか。

    A

    本学は、文部科学省の「高等教育への修学支援新制度」の対象校に認定されています。
    経済的に困窮している学生は、日本学生支援機構の給付型奨学金を受けられるほか、授業料等が減免になる場合があります。高校在学中から申請できますので、詳細は高校にお問い合わせください。入学後にも希望者向けの説明会を実施します。
    また、寮費については分割納入の相談を受け付けます。

  • Q

    「高等教育への修学支援新制度」以外に利用できる奨学金等はありますか。

    A

    留学生や被災等による家計急変者を対象とした授業料の減免制度があります。詳細は合格後にお問い合わせください。
    その他「ニチノー奨学金」(給付:短大2年対象)、「静岡県育英会」(貸与:県内在住者対象)奨学金等も利用できます。

  • Q

    農業や林業に就く場合、国からの給付金制度がありますが、在学中にもらえますか。

    A

    現在、農業関係の「就農準備資金」(四大・短大対象)や、林業関係の「緑の青年就業準備給付金事業」(短大2年のみ対象)を活用できます。
    なお、全員が給付を受けられるわけではありません。制度の詳細は、農林水産省や林野庁のウェブサイトをご覧ください。

※詳しくは、以下よりお問い合わせください。

【静岡県立農林環境専門職大学】
Tel.0538-31-7905(学生課)

受験・入学について

  • Q

    受験しようと思っているのですが、学校の見学は可能ですか。

    A

    年に数回、高校生、保護者、高等学校の教員等を対象にオープンキャンパスを実施しますのでご参加ください。詳しくはウェブサイトをご覧ください。
    なお、事前にご連絡いただければ随時個別でもご案内します(平日に限ります)。

  • Q

    静岡県外の出身ですが、学校長推薦選抜を受けることができますか。
    定時制や通信制の高校からでも、学校長推薦選抜を受けられますか。

    A

    四大・短大ともに、学校長推薦選抜に関しては、出身地や出身高校、定時制・通信制の別は関係ありません。条件を満たしていれば受験できます。

  • Q

    自分の高校は短大の指定校に含まれていますか。

    A

    指定校は公表していないため、お答えできません。

  • Q

    願書はどうやって入手できますか。

    A

    ウェブサイトで公開する学生募集要項で願書の請求方法を御案内します。
    学生募集要項の公表時期は、四大・短大ともに、推薦選抜、特別選抜及び編入試験(四大のみ)は9月上旬頃、一般選抜は11月頃を予定しています。

  • Q

    四大と短大の併願はできますか。

    A

    推薦選抜は四大と短大の試験日が同じなので、併願できません。
    一般選抜は四大と短大の試験日が異なるので、併願できます。
    なお、四大の一般選抜は大学共通テストも必要ですので、注意してください。

  • Q

    大学入学共通テスト(旧センター試験)の受験は必要ですか。

    A

    四大の一般選抜では、大学入学共通テストを利用します。科目は数学ⅠAと理科(生物または化学を選択)です。
    なお、令和7年度入試(令和6年度実施)から英語が加わる等の変更があります。詳しくはウェブサイトをご覧ください。
    短大は大学入学共通テストを利用しません。

  • Q

    過去問題はありますか。

    A

    一部を除いてウェブサイトで公開中です。(著作権の関係で、一部非公開となっています。)

  • Q

    学校長推薦選抜ではどんな勉強をすればよいですか。

    A

    四大・短大ともに選抜方法は面接と小論文です。面接と小論文の練習は十分にしてください。

  • Q

    学校長推薦選抜の小論文はどんなテーマが出るのですか。また、農業の専門的な知識が必要ですか。

    A

    四大・短大ともに、テーマは試験当日までわかりません。
    なお、農林業の専門的な知識が必要なテーマではないので、農業高校以外の出身者も書くことができる内容ですが、新聞やニュース等に出てくる一般的な農林業に関する知識や話題は調べておくとよいと思います。
    また、ウェブサイトで過去問題を公開しているので参考にしてください。

  • Q

    高校で理科をあまり履修していませんが、受験可能ですか。

    A

    四大・短大ともに、学校長推薦選抜は小論文と面接のみのため、履修科目は関係ありません。
    一般選抜で必要な受験科目については、入学者選抜要項(ウェブサイトで公開)をご覧ください。

  • Q

    入試の倍率はどのくらいですか。

    A

    ウェブサイトで過去の入試結果を公開しています。

  • Q

    偏差値や共通テストのボーダーラインはどれくらいですか。

    A

    具体的な数値が知りたい場合は、予備校等のサイトをご覧ください。
    ただし、四大は定員が少ないため、年によってボーダーラインがかなり変動する可能性があります。
    また、短大は、偏差値を算出するための模試を受けていない受験生もいるため、予備校等のサイトはあまり参考にならないかもしれません。なお、四大より定員が多いため、四大よりは難易度は低い傾向です。

  • Q

    短大から四大への編入はできますか。

    A

    編入試験の制度はありますが、試験を行わない場合があるので、8月以降に学生課あて問い合わせてください。
    なお、他大学の編入試験を受験することはできます。

教育について

  • Q

    私は農業高校出身ではないのですが、授業についていけるでしょうか。

    A

    農業高校出身者でなくとも心配いりません。
    四大では1年次に、短大では1年次前半に共通のカリキュラムで農林業の基礎的な部分を学びます。その後、四大では2年次から、短大では1年次後半から、年度を経るにつれて、将来の希望に応じてより専門的なコースに分かれて農業を学んでいきます。

  • Q

    どのような先生が教えているのですか。

    A

    農業・農村の現場を熟知し、現場の農林業に造詣の深い経験豊かな教師陣が教鞭を執っています。具体的には試験研究機関の研究員経験者や、他大学の教員経験者、本県行政経験者等が、農林業の基礎から丁寧に指導します。

  • Q

    栽培、林業、畜産のコースに分かれるのはいつですか。

    A

    四大は2年次から、短大は1年次の秋期から、分かれます。

  • Q

    希望のコースに必ず行けるのですか。

    A

    可能な限り希望のコースに振り分けますが、希望者が特定のコースに偏った場合は、希望以外のコースになる可能性があります。

  • Q

    コースに分かれたら、他のコースのことを学ぶのはできないのですか。

    A

    履修登録はできませんが、聴講できる場合があります。

  • Q

    授業時間や時間割はどのようになっていますか。

    A

    授業時間は90分(授業により例外有)となっています。月曜から金曜まで1日4時限~5時限の授業が基本となります。
    詳しくは以下の時間割表をご覧ください。

    時間
    1時限 8:50~10:20
    2時限 10:30~12:00
    3時限 13:00~14:30
    4時限 14:40~16:10
    5時限 16:20~17:50
  • Q

    インターンシップにはいけるのですか。

    A

    四大、短大ともに、カリキュラム内で必ず「臨地実務実習」として長期のインターンシップに行きます。
    それ以外でも、1~5日間の短期インターンシップの斡旋をしています。

  • Q

    卒業すると学位がもらえますか。

    A

    一般的な大学や短期大学を卒業した場合と同等の学位として、「農林業学士(専門職)」または「農林業短期大学士(専門職)」が授与されます。

  • Q

    卒業するとどのような資格が得られますか。

    A

    在学中に次にあげるものなど、資格、免許を受験可能です。また、取得を支援する資格もあります。詳しくは大学案内をご覧ください。

    【取得できる資格】

    • 大型特殊自動車免許(農耕用)
    • 茶手揉教師補資格
    • 家畜人工授精師免許
    • 刈払機取扱作業者安全教育
    • 伐木(大径木等)特別教育
    • 狩猟免許(わな)
    • 簿記検定 等

進路について

  • Q

    就職先はどんなところが多いですか。

    A

    まだ短大しか卒業していませんが、主な就職先としては、農業法人や、農林業の関係企業、農協や森林組合等の関係団体が多いです。このほか、実家の農業を継ぐ卒業生もいます。

  • Q

    卒業してすぐ独立して農家になる人はいるのですか。

    A

    実家の後継者となる卒業生はいますが、卒業後すぐではなく、農業法人や関連企業に就職したり、農業の研修を受けたりしてから独立する場合が多いです。

寮生活について

  • Q

    全員入寮しなければならないのですか。

    A

    1年次は、原則として全員寮に入ります。

  • Q

    なぜ寮生活をするのですか。

    A

    本学では、1年次は寮生活を必須としています。生活の場としてだけではなく、自立と協調の精神、人間関係の構築、リーダーシップ等を学ぶ場として重要視しています。

  • Q

    寮の概要を教えてください。

    A

    令和4年に完成した新学生寮は、本学の隣の敷地にあり、部屋は2人部屋で、収容人数は最大200名です。
    男子フロアと女子フロアに分かれ、それぞれ、談話室、洗濯室、風呂、トイレ等が設置されています。
    イメージは、大学案内をご覧ください。

  • Q

    2年次以降も寮に残ることは可能ですか。

    A

    2年次以降は原則として退寮となりますが、寮の空き部屋の状況により、遠方出身の学生や、経済的に困窮している学生を優先に、残ることは可能です。

  • Q

    門限はありますか。また、バイトはできますか。

    A

    門限は22時30分です。
    アルバイトは門限の範囲内で可能です。

  • Q

    食事はどうなりますか。

    A

    講義のある日は1日3食を学食で提供します。(土日等の連休前日の夕食と、連休明けの朝食はありません。)
    また、休日や夏休み等長期休暇の間は食事はありません。

  • Q

    週末に帰省したいのですが、外泊はできますか。

    A

    講義のある日は原則外泊禁止ですが、特別な事情があれば、届を出すことで可能です。
    休日(連休前日を含む。)の外泊は自由で、届も不要です。

  • Q

    自炊できる設備はあるのですか。

    A

    寮各所に設置している談話室にミニキッチンがあり、簡単な調理が可能です。

  • Q

    洗濯はどうやってするのですか。

    A

    男子女子それぞれのフロアに洗濯室があり、洗濯機と乾燥機を設置しています。もちろんベランダや部屋に干すこともできます。

  • Q

    Wi-Fiはありますか。

    A

    Wi-Fiは設置していますが、学生の使用する容量により繋がりづらい場合があります。ポケットWi-Fiを利用する学生もいます。

  • Q

    周辺の生活環境はどうですか。

    A

    徒歩圏内にコンビニ、スーパー、ドラッグストア等があるほか、近隣に金融機関や郵便局もあります。

  • Q

    自動車やバイクは持ち込めますか。

    A

    自動車は、駐車場が無いため禁止です。
    自動二輪車は届出をしたうえで持ち込むことができますが、駐輪場は寮には無いので、大学の駐輪場を使います。

その他について

  • Q

    サークル活動は盛んですか。

    A

    サークルは、四大生と短大生が一緒に活動しており、現在、文化系、運動系あわせて21のサークルが活動しています。
    詳細は大学案内をご覧ください。

  • Q

    現在大学生(社会人)ですが、高校から進学してきた学生が多いのでしょうか。

    A

    高校から進学してきた学生が多いですが、短大には社会人選抜で入学した学生もいます。

  • Q

    留学の支援制度はありますか。

    A

    現在はありません。
    オランダに前身の農林大学校の姉妹校「ウエラントカレッジ」があり、今後、相互訪問等の交流が検討されています。
    また、インドネシアの大学とも交流が予定されています。
    なお、四大に私費外国人留学生が1名在籍しています。

  • Q

    高校生のうちに取得しておいた方がよい資格はありますか。

    A

    四大、短大ともに、取得しておくと一般選抜で加点になる資格があります。詳細は入学者選抜要項(ウェブサイトで公開)をご覧ください。

  • Q

    運転免許は取得しておいた方がよいですか。

    A

    農業機械(トラクター)の免許をとるため、なるべく早くマニュアルの自動車免許を取得するよう指導しています。
    なお、近隣の自動車学校が寮との送迎をしてくれるので、入学後に通っている学生も多くいます。