農林環境専門職大学4年制生産環境経営学部 生産環境経営学科

農林業経営のプロフェッショナルであるとともに、農山村地域社会のリーダーとなる人材を育てます。

Message学部長メッセージ

大切なのは興味とやる気!農林業経営には明るい未来があります。

現在、農林業生産者の高齢化が進む一方で、一戸当たりの栽培面現積は増加しています。つまり、農林業経営の大規模化、多角化が進行しているのです。同様に、今は小さな農家でも、つながり、集うことで新しい道が拓ける時代とも言えます。
私たちが育てるのは研究者ではなく、時代のニーズに応えられる農林業経営のプロフェッショナルであり、地域社会のリーダーとなる実践力のある人材です。そのために本学部では、栽培の基礎・加工・流通・マーケティング・食と農の企業論・グリーンツーリズムなど、関連する幅広い分野を体系的に学んだ上で、2年次からそれぞれの専門分野について必要なマネジメント力を身につけていきます。また、県の研究施設や外部企業での研修など、早いうちから現場の空気にふれることで、学んだ知識を実際に使える技術として定着させていきます。
高校時代に農林業にふれていない人でも、興味とやる気があれば大丈夫。農林業経営には明るい未来があります。現場にも徐々に先端技術が導入されていて、もはや3Kの仕事ではありません。場合によっては、全く手を汚さずに栽培することも可能です。皆さんの手で、これまでにない新しい農林業を開拓してください。

Profile
1954年静岡県焼津市生まれ。大阪府立大学農学部卒業。静岡県職員として農作物の研究機関などに勤務し、主に農作物害虫の生態と防除に関する研究に従事。静岡県果樹研究センター長を最後に定年退職し、その後約1年間ラオス国立植物防疫センターでシニアボランティアとして研究員に害虫の同定、研究方法を指導。2016年から法政大学生命科学部応用植物科学科教授として害虫学を担当。博士(農学)、技術士(農業部門)。