青年海外協力隊としてパラグアイの農業学校に赴任したのは２００７年です。
　パラグアイは牛肉や大豆、ゴマを輸出する農業国ですが、経済的にも苦しい農業者が多いのが実情です。農業学校の学生達は、技術者や農業者としてパラグアイの農業の担い手となっていきます。
　予算がない、設備がない…ないない尽くしの学校でしたが、学生も教員達も知恵を出しながら、様々な活動を行い、学校の改善に取り組みました。そして、農業教育の大切さを実感しました。文化も言語も異なる世界に入っての経験は、今でも私にとっては財産です。
　

　トマト栽培を専門としています。トマト栽培は土を使う土耕栽培から土を使わない養液栽培、そして、ストレスを強くかける高糖度トマト栽培等々、様々な栽培法で生産されています。
　特に高糖度トマト栽培は高度な技術が求められます。安定的に栽培を行っていくためには、どのような栽培管理（肥培管理、草勢管理等）をしていけば良いのか検討していきます。
　皆さんと一緒に考え、おいしいトマトを作りましょう。