Teacher教員紹介

教授 (OTSUKA Makoto) 生産環境経営学部

  • 学位

    博士(農学)

  • 主な授業科目

    情報処理基礎、家畜衛生学

  • 研究テーマ

    安全・安心な美味しい豚肉を消費者へ

<高校生の皆さん>家畜防疫と養豚研究による畜産業界への貢献!

家畜を悪性家畜伝染病から守る
家畜防疫に関心のある高校生の皆さん、ぜひ私と一緒に家畜防疫に関する研究に取り組んでみませんか?SPF豚の原種豚農場での厳しい防疫管理下での飼養管理業務や、農研機構畜産研究部門での家畜・家禽の飼養管理や防疫管理業務、動物用医薬品の営業や研究開発など、多くの経験を積んできました。その私と一緒に、家畜防疫に関する研究を行い、防疫対策の重要性を学びませんか?本学では、畜産農場での実践的な体験実習だけなく、実践的な研究にも挑戦できます。私と一緒に家畜防疫の研究に取り組んで、家畜を健康に育て、安全・安心な畜産物の消費者への提供に貢献しましょう!

豚肉の品質向上を目指して!
豚肉の品質向上を目指して、静岡県畜産技術研究所中小家畜研究センターと共同で、“熟成度”と"うま味成分”を測定するハンディ型測定器を開発しています。この測定器を用いた、より美味しく、安全で、健康的な豚肉の消費者への提供に関する研究を行っています。本学では、家畜の生産管理だけでなく、畜産物に関する実践的な研究にも取り組めます。一緒に豚肉の品質に関する研究を行い、より良い畜産物を提供しましょう!

養豚の生産管理のAI化!
家畜防疫や豚肉の品質向上に関する研究に加え、令和5年度からは静岡大学情報学部のAI(人工知能技術)の専門家と共同で、養豚の生産管理にAIを活用する研究を開始しました。この研究では、従来は経験や勘に頼っていた生産管理を、AIによって客観的に行うことで、より効率的かつ正確な管理を目指します。養豚の生産性や品質が向上し、生産者や消費者にとって大きなメリットをもたらすことが期待されます。AI専門家と協力して取り組むこの研究は、畜産業におけるAI技術の活用を探求する興味深いチャレンジでもあります。未来の畜産業を支えるこの取り組みに興味のある高校生の皆さん、ぜひ一緒に挑戦してみませんか?

Messageメッセージ

専門職大学の特徴は、生産現場での実習にあります。これは学生に大きなアドバンテージをもたらします。しかし、就職すると、他の大学・学部を卒業した同僚も、時間の経過とともに仕事を覚え、そのアドバンテージは少なくなりがちです。そこで、より強いアドバンテージを築くために、私は学生に夏休みなどの長期休暇を使い、外の世界を体験することを推奨しています。北海道の牧場での酪農実習、海外旅行、国内外の農家でのファームステイなど、大学生の時だからできる経験を通じて、視野を広げ、自身の生き方を深めることが大切だと考えています。私自身、5年間の海外勤務を経験し、自己の考え方が変わりました。外国から日本を見る新たな視点を得たことで、外国から日本がどのように見られているかを深く理解することができました。その経験から、日本の強さと弱さが見えてきたと感じています。私は授業や実習だけでなく、学生時代にしかできない経験のサポートも積極的に行って、学生の真の成長をお手伝いしたいと思っています。