Overview大学案内

より高い技術と経営マインドを持った農林業者を養成する。

Message学長メッセージ

本学の前身母体である静岡県立農林大学校は、明治33年に農事試験場として農事練習生の教育を開始して以来、変化と進化を繰り返しながら1万人近くの人材を輩出してきました。それから120年の節目となる令和2年4月、農林大学校の歴史を引き継ぎながら更にステップアップし、時代のニーズに応えられる新しい農林業人材を輩出すべく、静岡県立農林環境専門職大学は開学します。キーワードは、高度な実践力と豊かな創造力。高度な栽培技術だけでなく、持続的に農林業を営むために加工・流通・販売・経営についても学ぶカリキュラムが特徴です。また、農山村地域の景観や環境、伝統・文化などを守り育みながら、リーダーとして求められる人間力も身につけていきます。
静岡県は有力な産業が多々あるので忘れがちですが、実は豊かな農業県です。地理的に大消費地も近く、日本経済の動脈となるインフラも整っています。農林業をビジネスとして成立させるための学びの場として、本学はあらゆる面で恵まれています。

農林業が変わろうとする今、若い力が求められている。

一般的に産業は、多くの資源やエネルギーを消費しています。一方で、農林業は資源とエネルギーを生み出す産業です。同時に、人々の衣食住を支える産業でもあり、大きな意味で言えば人類の存続に貢献する仕事です。農林業を志す皆さんには、そこに自信と誇りを持ってほしい。もちろん、自然を相手にする仕事なので、楽しいことばかりではないかもしれません。同じ天候、同じ状況は二度とないので、常に学び工夫することが大切です。そこが難しい点であり、大きな魅力、やりがいでもあります。そして今、AIやIoTなどの先端技術の導入により大規模化、多角化が進み、農林業は新しく生まれ変わろうとしています。
長い間、農林業と教育に関わってきた私にとっても、これほどまでに胸が高鳴る時代は初めてです。この分野は、ビジネス的にも、社会貢献的にも、可能性に満ちあふれています。これまでにない農林業の新しいカタチを創るのは、本学で学ぶ皆さんです。

Profile
1953年静岡県袋井市生まれ。名古屋大学大学院農学研究科を修了後、静岡大学農学部林産学科に奉職し、木材の有効利用、特に木質材料、森林バイオマス、セルロースナノファイバーに関する研究に従事。2000年日本木材学会賞、2010年IAWS、Fellow。2011 年~2017年日本学術会議連携会員として林学分科会幹事を担当。2011年農学部長、2013年国際戦略担当副学長として農学教育の充実、国際交流の推進に尽力。農学博士。