農林環境専門職大学短期大学部2年制生産科学科

農林業生産のプロフェッショナルであるとともに、農山村の地域社会を支えていくことができる人材を育てます。

畜産コースStock raising course

畜産コースは2年次から
「大家畜」「小家畜」に分かれて
実習・講義を行います。

大家畜

畜産業の中でも
乳牛や肉牛について、
飼養管理や家畜衛生、
繁殖のほか、
食品加工や経営等について
学びます。

1年次

後半

  • 飼料総論
  • 家畜飼養
  • 家畜育種繁殖
  • 家畜衛生学
  • 家畜生理解剖
  • 畜産経営
  • 圃場実習Ⅰ(畜産)

2年次

前半

  • 企業実習
  • 圃場実習Ⅱ(大家畜)
  • 大型機械実習

後半

  • 畜産環境・堆肥利用論
  • マーケティング・販売演習
  • 流通加工論
  • GAP演習
  • プロジェクト研究
  • Point
  • 2年次の企業実習では、先進的な畜産の法人等で2か月間の実習を行い、実践技術を学びます。
担当教員からのメッセージ
牛飼いのための技術について一通り理解して、
「実際にやってみる」姿勢が大切です。
一口に牛飼いと言っても乳牛、肉牛の違いで飼い方が変わり、さらに、農場の方針でも飼い方は変わってきます。いずれにせよ、収支が黒字になる飼い方を追求することが肝心です。また、作業時における安全確保は、「人」、「牛」ともに不可欠です。本実習では、牛飼いにおける安全確保の習得、牛に与える飼料作物の栽培、牛そのものの管理、管理効果の検証および改善について、基本的な手技を学び、実践します。実際にやってみることで、座学の意味が理解できるかと思います。

瀬戸隆弘講師

瀬戸隆弘講師
Takahiro Seto

担当科目圃場実習Ⅰ、Ⅱ(大家畜) 他

Profile
これまで乳牛の飼養、疾病管理に関する研究に従事(https://researchmap.jp/setotaka/)。現在は酪農でのAIの活用について研究中。「人口減少の中、管理の質向上は不可欠。様々な技術で対応すべきと考えます。」

中小家畜

畜産業の中でも養豚や養鶏について、飼養管理や家畜衛生、
繁殖のほか、食品加工や経営等について学びます。

1年次

後半

  • 飼料総論
  • 家畜飼養
  • 家畜育種繁殖
  • 家畜衛生学
  • 家畜生理解剖
  • 畜産経営
  • 圃場実習Ⅰ(畜産)

2年次

前半

  • 企業実習
  • 圃場実習Ⅱ(中小家畜)
  • 大型機械実習

後半

  • 畜産環境・堆肥利用論
  • マーケティング・販売演習
  • 流通加工論
  • GAP演習
  • プロジェクト研究
  • Point
  • 2年次の企業実習では、先進的な畜産の法人等で2か月間の実習を行い、実践技術を学びます。
担当教員からのメッセージ
採卵鶏、肉用鶏、繁殖豚など、家畜に直接触れながら
中小家畜の飼養管理が学べます!
圃場実習Ⅱ(中小家畜)では、畜産技術研究所中小家畜研究センターにおいて、養鶏、養豚の飼養管理について学びます。養鶏では、採卵鶏と肉用鶏について実際に飼育管理を行うことで、必要な管理技術を修得します。養豚では、SPF環境下で飼育されている繁殖豚の管理や産まれた子豚をステージ別に管理することで、一連の飼育管理の流れを学びます。県下の養豚の基礎となっている系統造成豚の原種豚や駿河シャモの原種に直接触れながら、学ぶことが出来ます。

青山東一講師

青山東一講師
Touichi Aoyama

担当科目圃場実習Ⅰ、Ⅱ(中小家畜) 他

Profile
静岡県職員として農業関係の職場に勤務。その間、畜産担当としては、銘柄豚の生産支援、堆肥化技術の向上などに係わる。わな猟狩猟者、煙火従事者の資格等を持つ。「とりあえず作ってみる」を自作農地でも実践中。