１．主な研究内容

コンビニ、スーパーなどの小売業の国際化、インバウンド・マーケディング、Eコマースについて研究をしています。現在特に「越境Eコマース」の研究に力点を置いています。「越境EC」とは「海外販売のオンラインショッピング」のことを指します。有望なビジネス形態として日本で注目されたきっかけは、訪日中国人観光客による爆買い現象でした。訪日した中国人観光客が、帰国後も「Made in Japan」の製品をリピート買いしたり、知人や友人へのクチコミが派生し続けたりしています。少子高齢化により日本市場が縮小する中、越境ECを活用した海外販路拡大は大きなチャンスを秘めています。

2．授業の紹介

大学で学ぶ意義は、単に与えられた知識を詰め込むことではなく、学生たちが自ら問題を発見し、それに対して自ら答えを見つけ出していく思考方法を育てることにあると考えており、それを身に付けさせることを目標としています。
担当する科目の内容は、皆さんが普段良く利用しているコンビニ、スーパーなどの商業施設やセブンイレブン、ユニクロ、コカコーラなど広く知られている企業のマーケティング戦略です。授業では、理論と実践のバランスを配慮し、多くの映像資料を活用しながら、身近な企業の具体的な事例を取り入れながらわかりやすく説明します。