学位
修士(農学)
主な授業科目
演習林実習Ⅰ(短大1年秋冬)、木材生産システム(大学2年後期)
学会等
日本森林学会、日本生態学会、植生学会、日本緑化工学会、日本地すべり学会、日本山岳文化学会
こんな研究をしています
1 南アルプスの高山植物保護
近年、高山帯まで生息範囲を広げているニホンジカが、2万年前の氷河の時代の生き残りである高山植物が食べており、多くの場所でゴルフ場のグリーンのような状態まで食べつくされています。
そのような場所を、かつてのお花畑に復元するために、防鹿柵を設置し、ニホンジカの影響を皆無にする取組を行っています。
また、登山者やニホンジカの踏み荒らし等により裸地化してしまった箇所の高山植物群落の復元も試みています。
2 地すべり防止
地すべり防止工事の計画立案は、これまで2次元の図面上で行ってきましたが、この方法では限界が生じているところもあります。近年、3次元CADを活用する動きがあり、これによりより精度の高い計画や設計、さらには維持管理ができると期待されています。現在、浜松市天竜区龍山町内の地すべり防止区域において作成された地すべりCIMモデル(3次元CADにて作成したモデル)にて、その活用方法を研究しています。
虫の目、鳥の目、魚の目を養えるよう、授業はもちろんのほか、サークル活動やアルバイト、旅行の時間も大切に学生生活を満喫してください。
授業のことと関係なくても結構ですので、研究室C205への来訪お待ちしています。