学位
博士(農学)
主な授業科目
園芸学、土壌肥料・植物栄養学など
研究テーマ
施設園芸、環境制御、養液栽培、花き
主な研究
施設園芸におけるヒートポンプの利用
施設園芸は、季節にとらわれず野菜や花が収穫でき、私達に豊かな生活をもたらしてくれますが、暖房などのために多くのエネルギーを使います。
暖房を行う冬は省エネになり、夏季の高温期には夜間冷房をすることで、作物の品質向上に役立つヒートポンプの利用についてバラなどで実践し、暖房へのエネルギー投入量は45%、暖房費は25%削減できることを明らかにしました。
養液栽培
施設園芸において、養液栽培は省力化に役立ちますが、肥料などの生産コストがかかります。栽培システムや制御方法を工夫することで、環境に優しく品質の高い生産物ができる養液栽培システムの開発を目指します。
静岡県には、お茶、ミカン、イチゴ、ガーベラなど、地域の気候や特性を活かした様々な園芸特産物があります。
きれいで水量の豊富な川がある伊豆や静岡市有東木などでは、ワサビが栽培されています。静岡水わさびの伝統栽培は世界農業遺産・日本農業遺産にも登録されており、その栽培風景は美しく特に夏にワサビ田を訪れると、冷涼な風と水温が体を癒やしてくれます。
理論と実習科目を合わせて、実践の場で応用できる技術を学びましょう。