学位
学士
主な授業科目
静岡学、野菜栽培、施設園芸
得意ジャンルと所属学会
イチゴ(野菜)の育種と栽培、園芸学会
やってきたこと、やりたいこと
長年にわたるイチゴ品種の開発や栽培法の開発の中で、教科書に書かれているようなことが本当なのか、イチゴと格闘してきました。
そこで培った「植物の観察眼」は全ての植物に対して共通して役に立つものであることを、身をもって体感してきました。
学生のみなさん、是非この観察眼を養い、磨きをかけていきましょう!
たわわに実っているこのイチゴは、「紅ほっぺ」の第一次腋果房(俗にいう2番)です。こんなイチゴがいつも採れればチョー儲かります。
1ピース千円超え、1ホールで1万円超えの、「紅ほっぺのタルト(by:キルフェボン)」
毎年、イチゴシーズン(12月から翌5月まで)で1回だけプチ贅沢をしています。今から食べるのを楽しみにしています。イチゴでは、ケーキに利用してもらえることで、その品種のPRにもつながっています。
イチゴの深ーい話は、私が担当する講義の中、または最下段のメッセージ欄に書いた「イチゴゼミ」(開催できるか?)で紹介します。
きらぴ香も負けてはいません!
栽培に少しコツがありますが、この食味、香り、超ゴージャスです。
果肉の色が「紅ほっぺ」よりも淡いのでジャムの色は少し薄めですが、ジャムの香りも全然違います。
是非、「紅ほっぺ」と「きらぴ香」のジャムの違いを比べてみてください。
P.S.「きらぴ香のタルト」もおすすめです。
イチゴを上手に栽培するうえで重要なことは、品種特性を十分に発揮させることです(イチゴだけではなく、植物全部に言えることです)。
そのためには、品種の特性をしっかり理解しておく必要があります。理論を伴う実践力が重要です。
イチゴ栽培を始める人、まだ慣れない人のために、栽培のノウハウを早く身に着けることができるよう、画像(静止画、動画)を活用した栽培教材の作成にとりかかりました。写真を取り入れた栽培マニュアルは以前から作成してきましたが、今回は動画を多く活用していきたいと思っています。
学生のみなさん、覚えながら一緒に作っていきませんか?
著書(いずれも分担執筆)
・イチゴ「一歩先を行く経営と栽培」
・農業技術大系野菜編 第32号追録
紅ほっぺの生理・生態と栽培技術
・最新農業技術 野菜vol.5
・イチゴ大事典
<品種登録>
イチゴ「けいきわせ」 平成14年7月10日 10370号
イチゴ「紅ほっぺ」 平成14年7月10日 10371号
ネギラッキョ「NR静育1号」 平成28年11月17日 25502号
イチゴ「きらぴ香」 平成29年2月6日 25594号
イチゴを勉強したい人、この指止まれ!!
何人か集まったら(集まらなかったら、寂しくしています)、空き時間を利用して、「イチゴ栽培の実践」をテーマとして学ぶ「イチゴゼミ」をやりたいと思っています。
写真の私は、ちょっとだけ前の写真ですので、特に髪の毛のギャップを感じないように!