農福連携推進研究室（果樹）の太田智准教授および森口卓哉名誉教授による研究成果『Assessing the Performance of Individuals with Intellectual and Mental Disorders Using Three Orchard Tasks of Varying Difficulty Levels （難易度の異なる３つの果樹管理作業に基づく知的および精神障がい者の能力評価）』が「The Horticulture Journal」 94巻2号 (2025)に掲載され、そのことが一般社団法人日本基金の「ノウフクWEB」で紹介されました。

農業と福祉の連携（農福連携）が進められる一方で、障がい者の作業能力に対する理解不足が課題とされてきました。太田准教授らは、知的・精神障がいのある57名に対し、3種類の果樹栽培管理作業を依頼し、作業の理解度および作業効率を調査しました。その結果、作業内容によっては健常者以上の成果を上げる参加者も確認され、障がい者の作業能力の一端が明らかとなりました。

・論文(英文)：
・ノウフクWEBニュース：